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初期マイセンのシュワルツロット・ティーボウル&ソーサーです。

「シュワルツ」はドイツ語で「黒」を意味し、黒一色で描かれた技法のことを「シュワルツロット」と呼びます。もともとは17世紀のガラス製品の装飾技法で、1663年にステンドグラスのエナメル職人だったヨハン・シェイパーという人物が初めて磁器にシュワルツロット技法を用いたとされています。

マイセンではガラスデコレーターの息子だったイグナツ・プレイスラー(1676~1741年)がシュワルツロットの技法で有名です。彼はハウスマーラーと呼ばれる絵付職人の一人で、マイセンの白い磁器を買取り装飾する外部工房に籍を置いていましたが、シュワルツロットの技法を多用したウィーン窯の白磁器にも絵付けをした記録が残っています。

当作品はティーボウルの正面と背面、ソーサーの中央にそれぞれ人物や風景図が描かれていますが、細部まで手を抜かずとても丁寧に描かれた印象で、ペインターの几帳面な性格までわかるようです。シュワルツロットは高貴な雰囲気が当時上流階級に好まれたと言われる通り、この作品には単色独特のノスタルジックな雰囲気と気品に溢れています。

ティーボウル、ソーサー共にギルダーマーク「32」、ソーサーのフットリム内側に成形師マーク「/」の刻印があります。年代は1724年頃です。


状態:  大きなダメージ、修理箇所等のないとても良い状態です。経年による擦れや小さな傷等はご容赦ください。
サイズ(cm):  ティーボウル直径約7.6 高さ約4.4、ソーサー直径約12.7
価格/Price: 580,000円(送料込み)

マイセン・ティーボウル

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